鳴き砂の浜清掃
小雨ぱらつく風の強い朝。午前8時集合で鳴き砂で知られる姉子の浜清掃。
近年、マイクロプラスチックごみによる多くの深刻な被害について取り上げられていますが、今からそうした物質の使用をやめるだけでは解決にはならず、
既存のごみの回収が必要だそうです。
毎年1度この清掃当番が廻ってきますが、プラスチック容器とその破片,ペットボトル,ビニール袋,発泡スチロール製品とその分解途上断片の多さに暗澹たる気持ちになります。
小さな破片まではとても回収はできません。そしてもう既に目には見えないほどに小さく破砕されて砂に混じっています。
地域住民の尊い運動ですが、焼け石に水という言葉さえ虚しいのが実態です。
洋上を漂うプラスチックごみの回収システムの機能実験は自然の力の前に無力を痛感させられると聞きます。
まずはごみとして自然に放たないことに本気にならなくては。砂が鳴かなくても結構!海陸の動物,鳥,魚がもうどんどん死んでいます。
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